除雪/雪かきの腰痛/ちゃんと先生札幌腰痛解説チャンネル

除雪/雪かき腰痛

雪国の宿命的腰痛

 これは私が命名したわけではありませんが、雪国では除雪や雪かきは老若男女に課された使命でしょう。異常気象という言葉がある様に、北海道の場合、本州並みの台風被害は頻発しませんが、雪が多い年に当たると、もはや災害レベルになります。
 そんな「やりたくなくてもやるしかない」除雪作業ですが、ちゃんと先生の整体院では、ほぼ毎日「雪かき腰痛」の方々がお見えになります。これを題材に、皆さんがどんな腰痛を訴えていらっしゃるのかご紹介して行きたいと思います。

急な激痛型の腰痛

 除雪の最中に激痛が走る。結構な割合でご経験のある方が多いと思います。自分ではなくても、知人や友人、旦那さん、奥様と必ず周囲にいるタイプの雪かき腰痛です。今回は自称健康体の運動大好きな38歳代男性とのやり取りをご紹介します。尚、名前はプライバシーの観点から仮名にしています。

ちゃんと先生

 

はーい、どうぞー!

(ちゃんと先生の整体院はオートロックでインターフォン解除の応答)

松本さん

 

痛たたた・・・。

腰が痛くて靴が脱げません・・・。

ちゃんと先生

 

えぇ~、それは大変。ゆっくりで良いですよ。手をお貸しますか?

松本さん

 

いや、大丈夫です。

(※強い痛みがある場合、ご本人にしか痛い角度や動きが分からないので過剰に介助すると逆に痛む方向へ誘導してしまう可能性あるから親切心による必要以上の介入はしない)

ちゃんと先生

 

ご準備が出来ましたら、施術台の方までどうぞ。

松本さん

 

あ、はい、歩くのは比較的大丈夫です。

いたたた・・・(施術台に腰を掛ける時に痛む様子)。

ちゃんと先生

 

この腰の痛みはいつ頃から痛み始めましたか?

松本さん

 

2日前に除雪をしたんです。最近雪が湿って重たかったじゃないですか?ママさんダンプで雪を押して、よっこいしょとダンプを立て掛ける様に雪ごと持ち上げた瞬間に痛みました。

ちゃんと先生

 

最近の雪は本当に重たくて面倒ですよね。

それで、どの辺が痛みますか?

(※手で痛い場所を直接触って貰うことで詳細部位を確認)

松本さん

 

この・・・右のこの辺なんですけど。

ちゃんと先生

 

真ん中や左側は痛くないですか?

松本さん

 

そっちは痛くない。

ちゃんと先生

 

はいはい、ではちょっとお辞儀をする動きをして貰っても良いですか?

松本さん

 

あ、痛い、この辺の角度からは痛くて動かせません。

ちゃんと先生

 

そうですか。

でしたら、今度は後に反るように動かすのはどうですか?

松本さん

 

あ~こっちは痛くない。前がダメです。それと、椅子に座って立ち上がる時とか、寝ていて起きる時とか・・・。

ちゃんと先生

 

2日前から痛みの程度は増していますか?それとも減少していますか?

松本さん

 

ん~、あまり変わっていないかも知れません。

ちゃんと先生

 

典型的な急性腰痛の可能性が高いですね。

松本さん

 

急性腰痛?

ちゃんと先生

 

はい、通称「ギックリ腰」と言われているやつです。

松本さん

 

あぁ~、昔に一度やっていて、その時も同じ辺りだったかも・・・。

ちゃんと先生

 

足に痺れや放散痛があったりしませんか?

(※しびれなど神経症状が出ているとより深刻で場合によっては整形外科で診察が必要)

松本さん

 

いや、しびれとかそういうのは無いです。ここが痛いだけで・・。

ちゃんと先生

 

分かりました。それでは施術を行って行きますので、ゆっくりで構いません、施術台へ仰向けに寝てください。

松本さん

 

いたたたた・・・・。

ちゃんと先生

 

今痛んだ場所も先程の所と同じですか?

松本さん

 

はい、そうです。

ちゃんと先生

 

先ずは、ギックリ腰の原因になった部位を探すために全身の歪みを見て行きますね。

 

 

解説

 原因が明らかで急に痛くなったものは、急性腰痛ギックリ腰)の可能性が高いです。しかしながら、注意が必要なのは、骨折等も否定できないため、正確な診断が必要な場合、整形外科において医師の診断が必要です。ちゃんと先生の整体院でも、痛み方がおかしい腰痛の場合には、安全の為、即座に病院をお勧めしています。その上で、緊急性が無い場合には、いわゆるギックリ腰として施術を行います。患部には殆ど触れることがありませんし、勿論外力も加えません。ですから、万が一骨折があったとしても、患部への治療は行いません。「それで治るの?」と思われるでしょうが大丈夫です。一般的なギックリ腰であれば、必ず短期間で解消できます

ちゃんと先生

 

まず、左右で足の長さが全然違いますね~。

痛みからの緊張もありますが、足を強めに引っ張っても揃わないので、関節の異常ですね。

(※筋肉の緊張の場合は強めに引っ張ると揃う)

松本さん

 

骨がズレているって事ですか?

ちゃんと先生

 

まぁ、そう解釈してもらうと分かりやすいです。

実はズレというのは、厳密には関節の可動性異常によって起こる現象なんです。

松本さん

 

それ、治りますか?

ちゃんと先生

 

はい、骨盤全体を正しい状態へ調整するとおそらく左右の足の長さも揃います。

ただ、根本的にはこの骨盤に異常を来した原因がありますから、そこを解決しないとまた元に戻ってしまいます。

松本さん

 

骨盤がズレるだけじゃないんですか?

ちゃんと先生

 

そうなんです、一般的には、ただ骨格だけの問題だと思われている方が多いのですが、骨盤の関節に異常を来すには、周囲の筋肉や内臓を動かす神経を正常化しないと根本的な解決とは言えません。

松本さん

 

神経なんだぁ。

ちゃんと先生

 

筋肉は、神経の命令なしには緊張を起こせません。自発的な動きが出来ない組織なんです。

松本さん

 

確かに言われてみると、よく半身不随とか言いますけども、体が動かなくなってしまうんですよね?神経がやられると。

ちゃんと先生

 

そうですね。末端側の神経であると麻痺までは行きませんが、いずれにしても筋肉の環境は神経環境で決まるといっても過言ではありません。

松本さん

 

なるほど。

では、ちゃんと先生はその神経をこれから整える施術をするという事ですか?

ちゃんと先生

 

大正解。

では施術に入って行きますよ。

 

 

解説

 かなりの方々が「筋肉が凝ったり緊張を起こすのは筋肉が原因だ」と思われている方が多いのですが、根本的には神経環境が原因です。具体的に神経環境とは何を表しているのかというと、神経機能が鈍っていない状態を指します。関節の可動性異常は、神経機能が鈍った時に起こるのです。科学的には、関節異常を来している場所には、以下の3つの現象が起こります。

1、正常な関節運動が消失する(他動域の動きが無くなる)
2、異常部位と同じ神経支配領域の皮膚表面温度が左右で乱れる(当院特許装置で計測可能)
3、見た目の不整列が起こる

 また、この現象の根本的な原因の多くは、内臓の交感神経異常から筋肉が緊張を起こすパターンです。交感神経とは、おおよそ「闘争神経」とも呼ばれ、興奮状態に活動的になる神経です。これが、内臓の機能をコントロールしていますが、背骨の付近で、この交感神経と筋肉が連絡を持っており、反射的に内臓の交感神経の興奮が、骨格の筋緊張へと反映されます。「腹が立つ」「腹を割る」「腹黒い」など、お腹を心情表現に使うのは、単に比喩としてだけではないのかも知れません。

ちゃんと先生

 

このタイプの急激に痛んだ腰痛は、殆どの場合、腰回りの筋肉と繋がる内臓の疲労を疑います。松本さんが痛みを訴えられている部分の筋肉は、大腸や腎臓の交感神経と関係があります。

松本さん

 

大腸?腎臓?・・・健康診断で悪いと言われたことは無いのですが・・・。

ちゃんと先生

 

あ~、失礼いたしました。病的に悪いからそうだというわけではなく、交感神経の異常があるという事です。もっと一般的な言葉を使うと「大腸と腎臓の自律神経が失調している」という状態です。

松本さん

 

自律神経はよく聞く言葉です。

あれ?交感神経というものは「自律神経」なんですか?

ちゃんと先生

 

そうなんです。

ややこしいので、簡単に省いてしまいましたが、自律神経には「交感神経」と「副交感神経」とで2種類あります。コレがその全体像です(下図)


 

へぇ~、こうやって見ると、全身が自律神経でコントロールされているんだね。でも、なんで自律神経に異常が出るの?

 

自律神経は交感神経と副交感神経がバランスを取って働いているんだ。だから、どちらかが0でどちらかが100の機能関係にはないんだよ。どちらかが優位で体はコントロールされているわけなんだ。中でも交感神経は、精神的ストレスにも物理的な外的ストレスにも反応して活発になる。だから、「興奮神経」ということなんだ。

 

要するに、一生懸命仕事をしている時は交感神経が活発になるってこと?

 

まぁそうだね。

仕事を終えて自宅に帰ると、今度は副交感神経(休む神経)が優位になる。このコントロール機能のことを自律神経と呼んでいるんだ。今回の大腸と腎臓は、交感神経がストレス反応を示して、副交感神経への切り替えが効かなくなって、結果的に疲労を起こしてしまったのかも知れないね。

 

そっか。

お掃除ロボットが暴走して、ドッグへ帰らずに行ったっきりで電池切れみたいな感じですかね?

 

ん~・・・。

っていうか、車のアクセルが戻らなくなった状態で、ブレーキを一生懸命踏んでいる状態かな?

 

それよりも、2つ栓の蛇口の「赤のお湯」と「青の水」の赤蛇口が壊れたみたいな??

 

いや、それちょっと違って来るから、この辺で辞めておこう。大まかには、日中が活発に働くのが交感神経で、夜間が副交感神経が活発になる。ただ、おかれた環境による適応反応で神経が活発になるから、夜だから必ず副交感神経が働くってわけではないんだ。夜でもストレスを受ければ交感神経は働くし、昼でもリラックスすれば副交感神経は働く。結構精神優位な部分でもあるかな?

 

そっか~、「病いは気から」とか「休息は大事」とか、理由は分からなくても、使っている言葉もこれにあてはまるよね。

 

おぉ~松本さん、結構応用力高い!

そうなんです、だからギックリ腰の要因の一つに「ストレス」があるんだ。ちなみに環境変化も体にとっては結構ストレスだから、気候変動が多い時期に多くなるのもこのギックリ腰の特徴だよ。

 

確かに、前に同じ痛みが出た時も、冬の寒波の時期だったと思う。寒さってやっぱり心地良いものではないから、地味にストレスになっているんだね。

 

そう。雪国の人は我慢強いという話をよく聞くけども、もしかしたら寒さのストレスに嫌でも適応する、強さの部分があるのかもね。

 

 

解説

 この様に、交感神経が筋肉と連絡を持っているというのが重要な部分です。だから、ストレスや緊張によって、交感神経が興奮し過ぎてしまうと、筋肉と内臓が常に緊張して疲労を起こしてしまう。その結果、簡単に限界点を向かえてしまうのがギックリ腰急性腰痛)です。このことから、単に咳をしただけでもその瞬間にギックリ腰になってしまうことがあります。また、床に落ちたボールペンを拾った瞬間にギクッとなったり、今回みたいに除雪作業でなったりするのは、単に切っ掛けに過ぎず、それ以前からの疲労の蓄積が原因なのです。

 

 

ちゃんと先生

 

さて、話が長くなってしまいましたが、松本さん、この仰向けのままの状態で、両腕をバンザイしてください。

松本さん

 

はい。バンザ~イ。

ちゃんと先生

 

何か気が付くことがありませんか?

松本さん

 

ん~とくに・・・。右肩が若干痛むくらいかな?そういえば右肘を1年程前にゴルフをやって痛くなったことがありました。

ちゃんと先生

 

そうですね。右側の腕が硬くて綺麗にバンザイ出来ていない様ですよ。ほら、こうやって両手を頭上で合わせてみると、右腕のほうが短くなっているでしょ?

松本さん

 

ホントだ~!右の腕が元から短いってこと?

ちゃんと先生

 

いや、それとは違うんだ。実はこれも腰痛と関係があるテストなんだ。

松本さん

 

腕なのに腰が??

ちゃんと先生

 

そうだよ。この腕を更に引っ張ると、ほら、ミゾオチの所まで引っ張られているでしょ?つまり、肩の方の問題ではなく、もっと下の方の問題が肩まで波及しているんだ。

松本さん

 

えぇ~そんな下から腕が関係あるの?

ちゃんと先生

 

そう。特に体幹を支えている「大腰筋」という筋肉の緊張によって、上体が引っ張られてしまうんだ。この筋肉は、インナーマッスルとも呼ばれていて、股関節から椎間板、呼吸をする横隔膜まで伸びている。だから、ちゃんと先生の見解では、腰痛は大腰筋が主犯だと思っているんだ。

松本さん

 

そうなんだ~。それでこの筋肉はどの内臓と繋がっているの?

ちゃんと先生

 

お、学んだね松本さん。この大腰筋は腎臓の交感神経と繋がりを持っている。だから、医学的にも腎機能が悪い人は、結構な割合でギックリ腰経験者が多いんだ。

松本さん

 

それは怖い。じゃあ私も腎臓に負担が掛かっているということ?

ちゃんと先生

 

おそらくそうだね。ちょっと試してみようか?右側の足が短く、腕も右側が伸びてこない。となると、右側の腎臓を疑うことになるね。じゃあ、松本さん、右の腎臓はお臍の斜め右上にあるから、ココに自分の両手を置いてみて。

松本さん

 

こうですか?

ちゃんと先生

 

そうそう、何も力を入れなくていいから、そのまま両手を乗せて置いて、30秒くらい待とうか。

松本さん

 

ん?これだけで何があるんですか?

ちゃんと先生

 

・・・・・はい、30秒経過。さて、また先程と同じように、両腕をバンザイしてみて。

松本さん

 

んんん?なんか右肩がスムーズに上がる感じが・・・・それでもって、先程の痛みもあまり感じない。え!何で!?

ちゃんと先生

 

やっぱりギックリ腰の震源地はここの様だね。腎臓と大腰筋。両足も今は揃っているし、ココを施術すればバランスが取れて、ギックリ腰が治癒に向かうと思うよ。

松本さん

 

え?ちょっと待って!なんか騙されている感じがする!

ちゃんと先生

 

はっはっは!騙しているなんて人聞きの悪い!だって自分で腕をバンザイしたんでしょ?それで肩の痛みも減ったわけだよね?ちゃんと先生はなぁ~んにもしてないからね。

松本さん

 

んんんんん~何で?怖い!!!

ちゃんと先生

 

実はちゃんと先生は超能力者なのだ~!

松本さん

 

え?やっぱりそうなの?

ちゃんと先生

 

というのは嘘で、人間は反射の動物と呼ばれているくらい、常に外部環境へ無意識に反応しているんだ。だから、その反射を利用して、そこが体が整う場所なのかどうか、テストしてみただけなんだ。

松本さん

 

紛らわしい!っで、反射って、膝の下をチョップして足が勝手にピョンと動くヤツですか?

ちゃんと先生

 

そうだね、それも反射の一つだね。それにしても、チョップって久しぶりに聞いた言葉だな~。

 

 

解説

 腰痛でお見えになる方で多いのが、腕の長さの左右差です。これを放置すると、肩の障害や肘の障害の原因となります。テニスをやる方の肘痛や、ゴルフ、野球等の肘痛も、実は上半身が問題ではない可能性があります。また、場合によっては、手首の腱鞘炎にも波及することも少なくありません。
 人間の体は、大きな外力を用いなくても、0.1mm押すだけで反射的に反応するものです。多くの方に驚かれる事が多いのですが、実際に、ちゃんと先生の整体院での施術も驚くほど小さな力しか使いません。力加減は人それぞれですが、それでも平均的には赤ちゃんでも受けられる外力が殆どです。

 

 

ちゃんと先生

 

では、先程松本さんが両手を当ててくれた部分から施術を行いますよ。

松本さん

 

はい、お願いします。

ちゃんと先生

 

今、もう施術が行っていますけど、どうですか?

松本さん

 

どうって・・・、ただ手を当てている感じ?というかハンドパワーとか気功の様な・・・。

ちゃんと先生

 

そうなんですよね。でも実際には押しているんです。

松本さん

 

えぇ?押されている感じがありません!

ちゃんと先生

 

ちゃんと先生の施術を初めて受ける人は、皆さんそういう反応ですね。

松本さん

 

ですが・・・本当にこれで良くなるんですか?私の腰は。

ちゃんと先生

 

そう疑いたくなるでしょうが・・・ほら、終わりましたよ~。肩の可動域もとても大きくなったし、右足の長さもしっかり整った。これで完了!

松本さん

 

確かに肩も上がるし、腰も何だか軽くなった気がします。だけど、まだ痛いんですよね~腰は。

ちゃんと先生

 

そうだねー、急性腰痛(ギックリ腰)は、炎症を起こしているので、炎症反応を即座に取り除くことは出来ないんだ。病院での処方だと、痛みを鈍らせるお薬を出されるけど、結局あれも原因部位が治っているわけではないからね。

松本さん

 

この後はどうしたら良いんですか?

ちゃんと先生

 

普通に生活してください。結果はご本人の体で乞うご期待!早ければ明日には半分以上痛みは消えていると思うけどね。

松本さん

 

こんなソフトな整体でホントに治るのか疑問!?

ちゃんと先生

 

まぁ、治ったら信じてくれるだろうけど、今信じてもらうには、ちゃんと先生の整体院の口コミを見てもらえばわかるかな?松本さんと同じように「ホントに治るの?」と思った人が、驚きの口コミを直筆で書いてくれているから(↓の画像をクリック)。

松本さん

 

凄い数!確かにこんな整体は初めて!この衝撃、誰かに話したくなるかも!!

ちゃんと先生

 

でしょ?強く押されて良くなればいいんだけど、結局「気持ちが良い」とか「やって貰った感」の満足度だからね。

松本さん

 

会社の上司なんか、週2でマッサージに通っているけど、いっつも事あるごとに「腰痛い」って言っているもんな~。紹介してみようかな?

ちゃんと先生

 

是非!ちゃんと先生の整体院は、新規の方の約90%がご紹介なんだ。

松本さん

 

それって凄くないですか?

ちゃんと先生

 

他の治療院さんとか、ちゃんと先生は分からないけど、直筆口コミを読んでもらえば、当院をご紹介して頂ける理由も分かって頂けると思いますね。

松本さん

 

確かに。この口コミの方々の感覚、受けてみると「そうそう!」と同意できる部分あるもんなぁ~。

ちゃんと先生

 

さて、今日はこれでおしまいですが、急性腰痛の場合、例えばお風呂とかで温めてしまうと余計に痛みが強くなってしまうから、そこだけは注意してね?

松本さん

 

そうなんですか?痛いと温めたらよくなるようなイメージ!

ちゃんと先生

 

結構そういう人多いんですよ。急性期は温めたら痛みを感じる物質が余計に多くなってしまう。だから、スポーツ選手とか怪我をしたらアイシングをするでしょ?あれも外傷による炎症だから冷やすという方法を取っているんだ。

松本さん

 

なるほどね。え?ってことは、ギックリ腰も冷やした方がいいの?

ちゃんと先生

 

そうなんです。実は痛くなったばかりの時は、冷やすのが原則。ただ、自己判断で「ギックリ腰」と決めつけてしまうのは危険なので、やはり専門の先生に相談されてからの方が良いと思うよ。

松本さん

 

そうだよね。ギックリ腰じゃないかも知れないもんね。

ちゃんと先生

 

今回の施術で軽快して行くとは思うけど、根本的にはしっかりメンテナンスも重要だから、腰が痛くなる前に、季節の変わり目とか、異常を少しでも感じたらたまには来てくださいね。

松本さん

 

分かりました。明日起きて痛みが減っているのが楽しみ!

 

 

まとめ

 除雪作業による急性腰痛は、施術を受けたのとそうでないのとでは、治るまでのスピードが全く違います。その理由は、「患部を治すのではなく患部に負担となっている部位を整える」からです。患部は炎症を起こしていますから、この痛みは薬でしかコントロールできません。しかし、治る際に妨害している部位を見つけ出すのは整体院の仕事です。
 今回の松本さんは、腎臓及び大腰筋にギックリ腰の原因がありました。これを整体施術で整えることで、ちゃんと治癒へと向かって行きます。また、ギックリ腰は、「除雪をしたからなった」のではなく、それ以前からの身体的、精神的なストレス誘発原因です。季節の変わり目や、水分不足は夏だけではなく、乾燥する時期にも注意が必要です。
 ちゃんと先生は、メスを握って自分で切り開く人体解剖のカリキュラムをシッカリと受けており、西洋医学の基礎医学も身に着けています。施術は全て、医学的に説明が付くものばかりですので、安心して受ける事が出来ます。