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運動選手型腰痛

運動選手(スポーツ)型の腰痛とは?

 昨今のスポーツは、昔とは異なり、より「科学的な根拠」に基づかれたトレーニング方法に変化してきました。特に、プロスポーツの世界では、スポーツ医学が重要視され、体を壊さない様なトレーニング方法を積極的に取り入れています。一方で一般的な医学では、レントゲンやエコー等によって映る異常だけを問題視し、それ以外のケアには積極的ではありません。このことから、「異常と呼べるものは見当たらないが症状はある」という不確定な基準で「運動を控えて休むこと」が対策になっているのも事実です。

腰痛の種別を見分ける

 日本の国の仕組みとして、人間の体の診断を行う権限を有しているのは「医師」のみです。このことから、現状の腰部に緊急性がないのか、医師の診断は絶対的な基準となります。多くの場合、運動を続けられる痛みの範囲では、重要な病気の可能性は低いですが、腰部に関しては、腰椎分離すべり症椎間板ヘルニアなど、腰椎そのものの骨に異常が見られる場合があります。中にはごく稀なケースですが、腫瘍などの病気が原因で腰痛を発症するケースもあります。勝手に「運動によって痛めた」と解釈せずに、医師の診断を受けられることが基本です。今回は、高校生の部活動腰を痛めた女性を例にご紹介して行きます。

小林さん

 

こんにちは~。マッサージ以外は初めてですが、施術をお願いできますか?

ちゃんと先生

 

はい、どうぞ~!早速ですが、何かお困りのことが?

小林さん

 

はい。高校の部活でバレーボールをやっていて、ジャンプすると腰が痛くて困っているんです。

ちゃんと先生

 

あらま、それは大変ですね。身長が大きいから、バレーかバスケかな?と思って聞いていましたよ。いつ頃からですか?

小林さん

 

それが、結構前から何となく痛みはあったんですけど、ここのところ急に痛みが強くなって来て・・・・。

ちゃんと先生

 

ん~、病院へは行かれましたか?

小林さん

 

はい。最初に腰痛を感じた時から何度か病院へは行っています。だけど、レントゲンでは異常は見られないので、「過度な運動は避けてください」ということで、後は湿布を貰いました。

ちゃんと先生

 

その時から、痛みは増してきている?

小林さん

 

そうですね。調子がいいなと思う日がなくて、痛みはずっと・・・。

ちゃんと先生

 

例えばお正月休みとか、テスト期間中など、部活動を連続でお休みしている期間はどうなんですか?

小林さん

 

いや~、それが病院で言われた様に、休んではみたものの、腰痛そのものには変化がなくて・・・。それどころか、テストが近くなって来たりすると、逆に腰痛が悪化するような気がします。

ちゃんと先生

 

なるほどね~。ついでに試合前とかはどうなんですか?

小林さん

 

バレーの?

ちゃんと先生

 

はい、バレーボールの大事な大会前とか。

小林さん

 

いや~、痛いですね。試合前なのに大丈夫かな?といつも思っている事があります。

ちゃんと先生

 

そっかー、それだと単なる腰痛ではなさそうですね。足やお尻の辺りに痺れや痛みは無いですか?

小林さん

 

お尻に少し凝り感はありますが、それ以外は特には・・・。

ちゃんと先生

 

分かりました。では施術前に、体を少し分析させてくださいね。あちらの施術室へどうぞ。

 

解説

 病院ではこれといった異常はみられず、単に休むことだけを提案されている方がとても多くいます。当人からしてみると、「休んでも良くならない」と感じてしまうと、何をしたら良くなるのか?と不安になってしまいます。特に、遊び程度で運動を行っている人は、辞めれてしまえば終わりなのですが、実際には、部活動で大会が控えていたり、真剣に取り組まれている子供腰痛になると、出来るだけ速く改善したいというのが本音でしょう。トップページでも触れていますが、腰痛は、いまだに未解明な部分が多く、レントゲン等の検査では異常といえる所見がないことが多い様です。ですから、腰痛病」ではなく「腰痛症」と呼ばれるわけです。
 あと、小林さんとの会話の中でも重要なキーワードがありました。それは、「部活動を休んでいるテスト前でも腰痛が酷くなる」こと、そして「部活動の試合前に腰痛が強くなる」ことです。腰痛の攻略は広義で「ストレス」に対する攻略といっても過言ではありません。これらを会話の中から導き出すのも、一つの経験上のテクニックです。

ちゃんと先生

 

まず、立った状態での姿勢を見せてくださいね。あちらの鏡に向かって、真っすぐ立って下さい。

小林さん

 

こんな感じで?

ちゃんと先生

 

今の姿勢のままで、1分くらい立っていてくださいね。ちょっと細かく後ろから分析しますからね。出来ればそのまま動かない様にご協力ください。

小林さん

 

はい、わかりました・・・・・。

ちゃんと先生

 

はい、いいですよ。姿勢の分析が終わりました。立っている間、何か気が付いたこととかありますか?例えば自分の肩のどちらかが下がっているとか。

小林さん

 

え~っと、姿勢というよりも、腰が痛いなと思っていました。

ちゃんと先生

 

うん、うん、その痛みを感じたのはどの辺ですか?手を当てて教えて下さい。

小林さん

 

ここ・・・ですかね。

ちゃんと先生

 

なるほど。実は後ろ姿をずっと見ていたのは、じっと立っていられるかどうかを見ていたんです。腰痛でも左右や前後に揺れながら立つ姿勢を保つパターンと、全く動きが発生しないパターンがあります。小林さんの場合は後者で、ピタッと停まったままで立っていました。

小林さん

 

そちらのパターンの腰痛はどんな腰痛なんですか?

ちゃんと先生

 

はい、動きがない腰痛の場合、腰の背骨と背骨の間にある椎間板に異常がある場合に起こります。

小林さん

 

あ、同じ部活の友人で、病院で椎間板ヘルニアと言われて、休んでいる子がいます。え?もしかして私もソレなんですか?病院では何も言われませんでしたけども。

ちゃんと先生

 

厳密には椎間板ヘルニアとは呼ばれない椎間板異常です。椎間板ヘルニアというのは、椎間板の中にあるコラーゲン状のモノが飛び出てしまう現象で、それが神経とぶつかって異常を出します。小林さんの場合は、そこまで行ってはいなけど、椎間板に負担が掛かっている状態だと思います。

小林さん

 

え~、それって治りますか?

ちゃんと先生

 

整体では、例えば椎間板に対して直接投薬をしたり、手術をしたりは出来ませんから、そういう意味での治療はできません。ですが、この椎間板と隣接する背骨のズレを整えてあげると、椎間板は正常な位置へ戻ります。それが切っ掛けで椎間板が治ってくれることは普通に良くあることです。

小林さん

 

え?ズレているんですか?私の背骨。

ちゃんと先生

 

はい、椎間板に異常があってズレていない背骨はまずありません。椎間板の上に背骨は乗っかっていますから、椎間板の環境に応じて背骨はズレます。逆にいえば、背骨のズレと同時に起こるのが椎間板のズレでセットなんです。

小林さん

 

この腰の痛みの原因もソレなんですか?

ちゃんと先生

 

病院で異常が無かったのであれば、おそらくこのズレが原因で椎間板に負荷が掛かっていることが腰痛の要因だと考えられます。病院では病気かどうかを調べる機関ですから、背骨のズレは診ないんです。

小林さん

 

そうなんですね~。治りたいです!

ちゃんと先生

 

ですよね。せっかく頑張って練習をしているのですから、大会でも思う存分パフォーマンスを発揮したいですよね。

小林さん

 

はい、キャプテンなんです!それで重圧もあって、親からも頑張りすぎじゃないの?とよく言われています。

ちゃんと先生

 

キャプテン!そうだったんだ~。それは人一倍ストレスもありますね。ストレスも腰痛を発症させる要因の一部だという研究がありますから、そちらの影響もあるかも知れませんね。

小林さん

 

え?ストレスと関係があるんですか?

ちゃんと先生

 

実際はある様です。先程、テストの前にも腰が痛くなると言っていたでしょ?もしかして!?と思って聞いていました。ま、だとしても、体の方からちゃんとアプローチすれば、多少のストレスにも対応できるようになるかと思います。

 

解説

 椎間板ヘルニアは、成長が速い人を除き、中学生以下では殆ど起こりません。しかし、高校生になると、部活動をやる上で、一定数腰痛を発症して、「椎間板ヘルニア」と診断を受ける人がいます。椎間板ヘルニアの場合、座骨神経痛など、下肢に痺れや痛みが伴います(軽度では起こりません)。つまり、この下肢への異常と腰痛によって自覚して、病院へ受診します。レントゲン画像では椎間板ヘルニアを診断することは出来ません。CTやMRIによって、軟部組織まで描写される画像が必要です。このことから、レントゲン撮影だけで、後は症状を見て診断されることが多くあります。今回の小林さんは、下肢への症状は訴えておりませんし、病院おいても湿布だけの処方であったことから、椎間板ヘルニアである可能性は低いものと思います。いわゆる椎間板ヘルニアの一歩手前の段階にあるのではないか?というのがちゃんと先生の見立てです。

ちゃんと先生

 

ちょっと、立ち姿の写真を後からスマホで撮りますね。

小林さん

 

はい。

ちゃんと先生

 

カシャ!

え~っと、こんな感じの姿勢になっています。何か気が付く点はありませんか?

小林さん

 

ん~?少し・・右に体が斜めになっている様な気がします。上半身が全体的に。

ちゃんと先生

 

お、凄い!よくわかりましたね!実は、この上半身の傾斜は、問題のある椎間板部分からスタートしているんです。

小林さん

 

え?それだけで体が傾くんですか?

ちゃんと先生

 

そうなんです。脳は全身に張り巡らされた神経から情報を集めています。この椎間板部分の神経が「ここ、おかしいですよ!」と脳へお知らせしていて、可能な限りそこに負担が掛からない様に姿勢を構築しているんです。

小林さん

 

へぇ~。それが原因でこんな傾斜になっているんですね。

ちゃんと先生

 

人間のカラダって凄いでしょ?素直に姿勢に出ています。この姿勢が原因で、腰以外の様々な部分にも負担が掛かります。例えば、膝や肩などにも症状が出ることがあります。

小林さん

 

あ、たまに膝が痛くなります。もしかしてこのせいですか?

ちゃんと先生

 

断定は出来ませんが、一旦ベッドにうつ伏せで寝てください。

小林さん

 

はい。

ちゃんと先生

 

ん~、姿勢の傾きからいっても当然なのですが、足の長さが左右でかなりの違いがあります。この状態で走ったり跳んだりすれば、当然膝の痛みにも繋がってしまいますね。断定は出来ませんが、膝の痛みもこの椎間板が悪さをしている可能性がありますね。

小林さん

 

え~、じゃあやっぱり腰を治さないとですね!

ちゃんと先生

 

そうですね。

 

解説

 椎間板に障害がある場合の特徴は、障害部位から上部全てが一方向へ姿勢傾斜することです。逆にいうと、椎間板の徴候以外の場合、S字状にくねくねと状態が歪みます。これを見分けるのに、一番効率的で簡単な方法が姿勢分析です。後ろから一方向に傾斜していないかどうか分析すると直ぐに分かります。ですから、肩の高さが左右で違ったとしても、どこが原因でその左右差が出来上がっているのかを分析する必要があるのです。
 また、これらの歪みは、物理的に片方の膝などにも負担を掛けます。このことからも、なかなか良くならない膝痛へ、一度他の原因を模索してみるのも改善の近道となります。

ちゃんと先生

 

では小林さん、少しお尻の筋肉を押して行きますね?痛かったら教えてください。

小林さん

 

分かりました。

ちゃんと先生

 

先ずは右側のお尻の筋肉です、ココはどうですか?

小林さん

 

ん~、マッサージされているような感じの・・。痛くは無いです。

ちゃんと先生

 

じゃあ、今度は逆の左側のお尻の筋肉を押します。ココは?

小林さん

 

あ、痛い!!

ちゃんと先生

 

でしょ?椎間板を保護するために、ココの筋肉に負担が掛かっているんですよね。

小林さん

 

右側と全然違います!え?同じ力で押してますか?

ちゃんと先生

 

はい、むしろ右よりも左の方が軽くしています。

小林さん

 

え~こんなに左右で違うなんて!

ちゃんと先生

 

実はやる前から大体分かっていたんですよ。最初にお尻の凝りを仰っていたでしょ?その時点であれ?椎間板大丈夫かな?と思っていてね。

小林さん

 

そうです、お尻も凝るんです。

ちゃんと先生

 

椎間板の徴候として、お尻の中でも「梨状筋」という筋肉が凝るんですよね。この筋肉の緊張は、女性の場合、婦人科系の神経機能が乱れやすくなります。

小林さん

 

そうなんですね。困った。

ちゃんと先生

 

でも、心配いりませんよ。しっかりここでケアして行きましょう!

小林さん

 

お願いします!

 

解説

 椎間板が原因であるという徴候は、姿勢の他にも臀部の筋肉の緊張です。中でも、これまで度々登場して来ましたが、梨状筋という筋肉の緊張が酷くなります。この梨状筋は、座骨神経と接していることから、座骨神経痛の原因にもなります。小林さんは、凝り感のみで、座骨神経痛の徴候もありませんでした。ですから、押して硬さを比較して初めてその部分に異常があることに気が付きました。また、筋肉を動かす神経は、脊髄の部分で、交感神経という自律神経と連絡を持っていることから、梨状筋が緊張すると、特に卵巣などの自律神経に異常を来す恐れがあります。生理不順などの一因になると思われます。

ちゃんと先生

 

椎間板が原因である場合、お尻の部分の凝りの他に、もう一つ筋肉に異常部位が現れます。次はその部分を調べて行きますね?では今度は仰向けになって寝てください。

小林さん

 

はい。

ちゃんと先生

 

では両手をバンザイして頭の上まで伸ばしてみてください。

小林さん

 

こ、こうですか?

ちゃんと先生

 

はい、肩や肘は痛くないですか?

小林さん

 

大丈夫です!

ちゃんと先生

 

さて、この状態で、両手の長さを比べてみると・・・はい、右側の手が短くなっているのが分かりますか?

小林さん

 

あ、ホントだ、結構違う!

 

これは腕そのものの長さの差ではなくて、体の傾きによって、結果的に起こったものです。ほら、先程立っていた姿勢が右に傾ていたじゃないですか?だからこうなるんです。

小林さん

 

そっかー、そうでしたね。傾きがありましたもんね。

ちゃんと先生

 

そしてこの傾きを作りだしている筋肉が重要なんですよ。大腰筋(だいようきん)という名前の筋肉で、この筋肉は、直接椎間板の中に入り込んで同化しています。だから、この筋肉の緊張はイコール、椎間板の状態に比例するんです。

小林さん

 

え、それ、めっちゃボス級!

ちゃんと先生

 

そうなんです。ボスの中でもラスボス級です。だからこれを綺麗に整えられるかどうかも一つの指標といえますね。

小林さん

 

これまで、原因が良く分からなかったので、ラスボスが判明して治った気になりました。

ちゃんと先生

 

敵を知るのは重要ですからね。ただ、施術はこれからですから頑張りましょう!

小林さん

 

は~い!

 

解説

 度々登場する大腰筋ですが、この筋肉は腰周辺の全ての障害に影響を及ぼします。特に最終的にこの筋肉の腱が「椎間板へ入り込んでいる」ため、最も重要な施術箇所です。また、筋肉が硬くなることは、一般的には「緊張状態」と定義されがちですが、緊張が続くと、組織そのものが変性し、単なるストレッチ等ではなかなか緩まなくなります。この変性状態をいかに若返らせることができるかというのが術者の技量となります。椎間板については、この大腰筋へのアプローチが鍵になります。

ちゃんと先生

 

さて、施術を行って行きますが、またうつ伏せになってください。

小林さん

 

はい・・・あの~・・・施術って痛いですか?痛いの苦手で・・。

ちゃんと先生

 

全く大丈夫です。ウチの施術で痛ければ、おそらく世の中にある整体院の99%は痛く感じると思います。

小林さん

 

良かった~・・・あの~・・・ボキッ!とかやるんですか?

ちゃんと先生

 

え?それをやって欲しい?

小林さん

 

いや!絶対に怖くて嫌です!骨折れる気がして。

ちゃんと先生

 

まぁ~下手くそな人がやったら危険でしょうけども、本来は関節を動かすための一つの方法で、骨そのものは大丈夫です。ただ、当院は出来るだけ体に負担が掛からないで、最大の変化を出すことにこだわりを持って行っている整体院ですから、ボキボキはやらないです。

小林さん

 

安心しました。

ちゃんと先生

 

では、施術を行って行きますよ。先ずはお尻の筋肉のところからです。

小林さん

 

あ、さっき左側が痛かったヤツですね!

ちゃんと先生

 

そうです。もう一度痛かった部分を軽く押して行きますからね。これくらいの強さで痛みはどうですか?

小林さん

 

あ、さっきと同じく痛いです!

ちゃんと先生

 

では、今度は足を外に開いて行きますが、私が動かしますので、力を入れずに脱力していてくださいね。

小林さん

 

分かりました。

ちゃんと先生

 

では、ちょっとずつ痛みのある側の足を開いて行きますよ~。大体45度くらい開きましたが、ココでお尻の先程の痛い部分をもう一度押します。先程と比べて痛みはどうですか?

小林さん

 

あ~、先程の半分くらいの痛みかな?

ちゃんと先生

 

分かりました、では、ここでちょっと足を回転させます。さて、これで痛みのある部分を押してみます。どうですか?

小林さん

 

あ~殆ど押した時の痛みは感じません。

ちゃんと先生

 

うん、良いですね!ここでそのまま脱力して90秒くらい待っていてくださいね。

小林さん

 

はい。。。って、なんかカップラーメンみたいな?

ちゃんと先生

 

そう、カップラーメンにお湯を注だ後みたいに、90秒で筋肉が柔らかくなるんです!

小林さん

 

え~結構冗談で言ったのですが、そうなんですか?

ちゃんと先生

 

この場合、麺ではなくて、筋肉なんですが、実は、筋肉は最大限弛緩した位置で90秒程度保持すると、緊張がリセットされる習性があるんですよね。

小林さん

 

え~待っているだけで?やっぱりカップ麺ですね。

ちゃんと先生

 

そろそろ90秒経過しますが、私が小林さんの足を、ゆっくりと元の位置に戻しますから、脱力したままでいてくださいね。

小林さん

 

はい、頑張ります。

ちゃんと先生

 

足が元の位置に戻りました。それでは再度、お尻の痛みのある部分を押してみますね?さて、どうですか?

小林さん

 

全く痛くないです!あれ?なんで~。

ちゃんと先生

 

筋肉の緊張がリセットされたんですよね。だから押しても痛くない。今度は大腰筋の施術をしますから、仰向けになりますよ。

小林さん

 

衝撃的!揉んでもいないし・・。。

ちゃんと先生

 

そうですね。当院が初めての方は、一応に驚かれますね。

小林さん

 

マッサージとか、痛さに耐えた分だけ治る的な事を言う友達がいて。

ちゃんと先生

 

まぁ、精神論になりますけど、昔の部活動って、結構厳しい先生だと、ミスをすると生徒を叩いたりする人が沢山いました。今では大問題ですけども、試合中にビンタとか結構あったんですよ。暴力は良くないですが、こういうことをやっていた先生達も、厳しくする方が強くなると本気で思って指導をしていました。痛みで覚えるという反面、精神が委縮してしまうんですよね。暴力では。ま、痛いマッサージが暴力とまでは言いませんが、あまり痛いような事をすると、脳も記憶してしまって、肉体を通じて精神が委縮してしまうことがあります。だから、痛ければいいってものでもないですね。

小林さん

 

そっか~、最先端の整体ですね。考えてみたら、体に害がある痛みの施術だと、考え方によっては暴力ですものね。

ちゃんと先生

 

飲み込みが早い!そうなんです。世の中、これまで良かれと思ってやってきたことが、新しい技術や発見によって、実は良くないことだったということが沢山あります。この古い「習わし」で続けてしまって良い部分と、悪い部分ってやっぱりありますからね。しっかりバージョンアップして行きたいものです。

小林さん

 

スマホのアップデートみたい。

ちゃんと先生

 

まさにその通りです。さて、仰向けになった所で大腰筋の施術を行って行きます。まだ単なる緊張段階で、変性や委縮までにはなっていませんので、今回は軽いストレッチで緩めて行きます。右側の足の膝を立てて、膝を内側に倒して行きますね。

小林さん

 

はい。

ちゃんと先生

 

これで完了。

小林さん

 

え~、今何をしたんですか?

ちゃんと先生

 

まぁ、簡単なんですけど、膝を内側へ倒すと大腰筋が勝手にストレッチされるんです。成功したかどうか、また両腕をバンザイしてみてください。

小林さん

 

はい、あ、さっきよりも上がりやすいです。

ちゃんと先生

 

そうしたら、両手の長さを見てみます。はい、揃いました。

小林さん

 

ホントだ~!いや、バンザイした時点で、違いがわかりました。ラスボス結構アッサリですね。

ちゃんと先生

 

上手く緊張が取れた様ですね。このお尻の筋肉とこの大腰筋の緊張を整えたところで、今度は骨の方を施術しますね。これらの緊張がなくなると、骨の矯正ができる様になります。それでは、今度は骨盤と腰椎を施術しますので、またうつ伏せになって下さい。

小林さん

 

わかりました。

 

解説

 基本的に痛みのある施術は新たな問題を作ってしまう可能性もあります。痛いのが良いというのは、精神論的な要素が多分にあります。他にも、小林さんと逆のパターンで「骨を鳴らして欲しい」という方もいます。使い方によっては良いケースも沢山ありますが、可能であれば、侵害性を伴わない施術の方が安全であることは言うまでもありません。
 また、筋肉が緊張状態にある場合に、その緊張バリアを貫いて骨を矯正するというのも身体には負担が掛かります。このことから、小林さんの椎間板周辺の骨を整えるには、先に筋肉の緊張を取り除く必要がありました。結果的に、筋緊張が無くなると、骨は少ない力で矯正が可能です。

ちゃんと先生

 

これまでの施術で、椎間板へ負担を掛けていた筋肉を正常化しました。先にこの筋肉を整えておかないと、椎間板のある腰痛を根本的に整えることができません。さて、いよいよ腰椎と骨盤の施術に入ります。

小林さん

 

お願いします。

ちゃんと先生

 

今のうつ伏せの状態で足の左右の長さを比較すると、筋肉を整えたにも関わらず、まだ左右の長さが違います。この左右差は筋肉以外の「骨のズレ」によって起こっているものです。

小林さん

 

凄いですね、体の事は自由自在って感じで。

ちゃんと先生

 

専門的な話になりますが、実は施術には順番が重要で、原因部位に直接アプローチすると、治るのに副反応が多く出ます。これは順番を飛ばしてしまったから起こる反応で、失敗ではないのですが、治癒工程で苦痛が増えるんです。

小林さん

 

副反応?なんかワクチンみたい・・。

ちゃんと先生

 

あ、そうです、それと同じ。大きな括りで言えば、体の適応反応なんです。筋肉や骨格も同じ様に、今までズレた状態だったものを、急に大改革されてしまうと、びっくりして予期しない痛みが出ることがあるんです。これを防ぐために、ちゃんと先生は、悪くなった順番を正確に逆戻りさせることをしています。

小林さん

 

そんなことが出来るんですか?

ちゃんと先生

 

はい、小林さんの場合、椎間板が悪くなった順序が教科書通りですからね。それでは骨の施術を行って行きますね。

小林さん

 

お願いします。

ちゃんと先生

 

この三角形のクッションを骨盤に入れて整えて行きます。呼吸で整える方法ですから、痛くないですよ。

小林さん

 

初めて道具が登場しましたね。

ちゃんと先生

 

そうですね。この方法が一番ソフトですから。やはり、椎間板ヘルニアにはなっていなくても、痛んでしまっている所へ、マニュアル的に手で外力を加えるのはリスクが大きいですからね。

小林さん

 

今、これ骨盤の下に敷かれた感じですけど、このままジッとしていれば良いんですか?

ちゃんと先生

 

あ、少し大きめに呼吸をしていてください。その方が早く整います。

小林さん

 

分かりました・・・。

ちゃんと先生

 

痛みとか無いですか?

小林さん

 

痛くはないですが、じわじわ効いている感じがします。

ちゃんと先生

 

厳密には、この歪みのせいで、呼吸運動全体が乱れてしまっているんです。骨を元の位置に戻し、呼吸運動の片寄りも整います。

ちゃんと先生

 

さて、そろそろ良いと思います。いったん骨盤の下に敷いたクッションを外します。

小林さん.

 

あぁ~外した時に、なんか軽くなった感じがします。

ちゃんと先生

 

先程の足の長さの左右差がこれで揃いました。骨の方の施術が成功しました。ちょっと立ってみましょうか?

小林さん.

 

はい。

ちゃんと先生

 

最初に写真を撮った、姿勢の傾きも治っていますね。左右でほぼ均等になっています。もう一度写真を撮りますよ。カシャ!

小林さん.

 

あれ?本当に肩の高さも揃っている。最初の時は、上半身が右に傾いていましたよね?凄いです。

ちゃんと先生

 

椎間板の位置関係が整ったお陰で、上体が傾く必要がなくなったわけです。

小林さん.

 

もう治ったってことですか?

ちゃんと先生

 

私にも、この状態がいつまで維持できるのかまでは分かりません。生活環境がそれぞれで違いますのでね。ですから、症状が落ち着くまで、1~2週間程度でいらして、体の状態を症状を聞かせてください。

小林さん.

 

はい、なんか突破口が出来た感じがします!バレーボールはやっても良いんですか?

ちゃんと先生

 

基本的に無理ない程度でやっても大丈夫です。日によって症状の具合が変わりますので、今日は痛いかな?と思ったら、練習を手加減できるように、コーチの先生にも予め話しておくと良いですよ。

小林さん.

 

分かりました!なんか、本当に腰が軽くなった感じがします。

ちゃんと先生

 

必ず解決できる腰痛です!諦めないでがんばりましょう!

小林さん.

 

今日は来てよかったです!